「まじめ」という病

【まじめなこと自体に良し悪しはない】

「やりたくない」とか「できない」を「甘え」だとか「無責任」だとか「逃げ」だとか言ってくる他人は、自分の都合や価値観が「タダシクてリッパでマトモ」だと思い込んでるだけの人なのでそんなものを気に病むことはない。


ところが彼らよりもやっかいなのは、こんな「他人の都合」に縛られて振り回されちゃう「まじめな人」だ。


まじめな人の特徴は「ちゃんとしなきゃ病」にかかってること。
まじめな人はちゃんとしてない人が許せない。
まじめな人は不寛容で怒りっぽい。


自分はちゃんとしてて正しいと信じ込んでるので、自分の機嫌が悪いのはちゃんとしてない人のせい。
自分に非があるなんて考えない。
自分が正しいのだから、ちゃんとしてない人は怒られて当然、叩かれて当然。


どんな汚い言葉も強い口調も卑劣な攻撃も許される。
「だって私はちゃんとしてて正しいから。」